決着
06
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以下、この漫画の松永についての個人的な妄想です。
松永は自分では光と呼べるものを持っていないんじゃないかと思います。
でも光には憧れる。
だから他人の光と呼べるものをを奪っているんじゃないかと。
奪ってみたところで、所詮は他人にとっての光。
自分の光には成りえない。
でも、奪う事を止められず、そして光を持っている他人を羨ましいと思う心もあり、
いつしか、奪うだけの人間になってしまった。
そこへ現れたのが、伊達主従。
特に小十郎に自分と同じ闇を感じた松永は、小十郎の闇を払う光である政宗に目をつけた。
小十郎にとって光と成りえるなら、自分にとっても光と成りえるかもしれないと。
でも所詮は小十郎にとっての光なので、政宗であっても松永の闇を払う事は出来なかった。
自分と同じ立場であるのに、光の存在を持つ小十郎が羨ましく思い、同時に嫉妬をおぼえた。
だから政宗を手放したくなかった。
なんか上手く言えないけど、この漫画の松永に対してのイメージはこんな感じです。